秦野のウルシ畑に優良苗を植樹しました!

11月23日、丹沢漆の里ムーブメント「“エリート”ウルシ植樹祭」に参加しました。
青空広がる小春日和、まずはご挨拶とそれぞれの自己紹介からスタート。発起人の平野さんと高橋さんの引き寄せパワーで、多方面から人手が集まり頼もしい限りです。
今回のウルシ植樹とフェンス設置はお金をまわそう基金の事業の一環ということもあり、事務局の瀬沼さんもご参加くださいました。いつもウルシネクストの活動にご尽力いただき本当にありがとうございます。
総勢12名でいざ、柳川へ!

ちょうど一年前に奥久慈漆生産組合顧問の神長さんと視察した柳川の畑です。今回の植樹の為に、高橋さんたちが事前に肥料を混ぜて耕してくれたので土もフカフカ。日当たりの良い傾斜地、土壌も良好という神長さんお墨付きの土地なので、期待に胸が膨らみます。

こちらが奥久慈漆生産組合から特別に分けていただいた優良品種のウルシ苗、どれも枝が太く根もしっかりしています。エリート・ツリーという呼び方もあるらしく、「さすが、体幹が強そう!」という声もちらほら。

都内から初参加のシュレックさんと林さん。日本文化を通じた国際交流の拠点「シュレックハウス」を運営していらっしゃいます。

今回、もうひとつのミッションがフェンスの設置です。元々は飯舘村のウルシ畑に設置していたフェンスなのですが、鹿被害が無いため取り外し、鹿被害が深刻な秦野で役立てようと移送したもので再利用となります。秦野市役所の皆さんはじめ力持ちの男性陣がチームワークよく設置完了、大変お疲れさまでした!

おかげさまで、70本の優良苗のうち39本を無事に植樹することができました。12月には残りの31本を三廻部(みくるべ)のウルシ畑に植える予定で、それまで土を被せて寝かしておきます。

午後は有志で、紅葉シーズンの登山客で大にぎわいのヤビツ峠レストハウスを訪問。名物の丹沢ロイヤルカレー、クロモジ茶、ロールケーキをいただきながら、ウルシ談議に花を咲かせました。平野さん、美味しいおもてなし本当にありがとうございました。

左から順に、理事の當麻、佐々木、中根の3人で、ウルシ苗を囲みパチリ。
すべてのウルシ苗たちが、すくすく元気に成長しますように。
私たちウルシネクストは、秦野のウルシの森づくりに引き続き取り組んでまいります。

公益財団法人お金をまわそう基金の助成先団体です

ウルシネクストは内閣府認定の「公益財団法人お金をまわそう基金」の助成先団体です。

日本の歴史、文化、芸術、技術を支えてきた漆を後世に繋げていくための漆の森づくり、地域振興を目指す事業の公益性やその意義に共感いただき、助成いただいております。

お寄せいただいた助成金は、相模漆の復活で国産漆を増やす植栽事業に活用させていただきます。

皆様からのご寄付、ご支援をよろしくお願いします!