2019年11月26日 / 最終更新日時 : 2019年11月26日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆掻きさんの人数(1) ここで、漆掻きさんの人数を見ていきます。名称は漆搔工、漆掻職人、たんに漆かきと記載されたりします。調査関係では漆掻人夫や漆掻職などと記述されることもあります。 漆掻きさんの人数 漆生産を支えた明治期農民 <近代の日本1> […]
2019年11月15日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 越前漆掻きさんの大活躍 <近代の日本2> 越前漆掻きさんの大活躍 <近代の日本2> 近代の漆生産に関わり、忘れてならないことは越前人の活動です。 藩政時代は、自藩の需要のため漆液は統制されていましたが、明治となり廃藩置県により各地の漆樹が開放されました。江戸時代 […]
2019年11月14日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆生産を支えた明治期農民 <近代の日本1> 漆生産を支えた明治期農民 <近代の日本1> 明治維新となりました。侍の世から近代国家への夜明けです。国内全てが大混乱の時期です。『現代日本漆工総覧』には、次の記述があります。 また徳川時代幕府及び各藩の保護政策のもとに育 […]
2019年11月14日 / 最終更新日時 : 2019年12月9日 柴田幸治 メディア掲載 総理官邸SNS「JAPAN GOV」ウルシネクストを紹介 11月13日「漆の日」に総理官邸が国際広報を目的に海外に発信するSNS「JAPAN GOV」にて、NPOウルシネクストを紹介いただきました。漆の魅力と新しい素材としての可能性を海外にも発信して参ります。 Twitter […]
2019年11月13日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆産地の広がりと固定化 <近世の日本2> 漆産地の広がりと固定化 <近世の日本2> 古代や中世の項でも見た『増訂工芸志料』で、江戸時代の栽培や生産を探すと、以下のものがありました。 ○貞享年間、此の際漆を産する諸国は漆を以って貢物と為し、或いは漆永と称し永銭〔 […]
2019年11月12日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 藩財源確保につながる漆樹栽培 <近世の日本1> 藩財源確保につながる漆樹栽培 <近世の日本1> 江戸時代になり政情が安定すると、各藩は自藩の特産物の育成、財源確保、財政の再建などに目を向けるようになります。再度、『現代日本漆工総覧』の記述を見てみます。 領主の産業開発 […]
2019年11月11日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 擾乱期でも続いた漆生産 <中世の日本> 擾乱期でも続いた漆生産 <中世の日本> 中世期の漆工品の優品は思い浮かぶのですが、栽培や生産については自分の蓄えがなく、探してみました。『現代日本漆工総覧』の中に次の一文を見つけました。 平安末期からの戦乱、南北朝時代か […]
2019年11月10日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 植樹も漆液も税であった <古代の日本> 文字として記録のある時代へ行きましょう。 植樹も漆液も税であった <古代の日本> 『増訂工芸志料』の「巻七 漆工」に次の記述があります。 ○大宝元年一千三百六十一年(701)文武天皇令を制し、漆部司の職制を定め、正一人、 […]
2019年11月9日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 日本のウルシの木 樹液の利用 漆液の利用はハチが知っていた 自分が住むところは、前には水田があり裏側は山林に囲まれています。夏の時期には、自宅の軒や雨樋の裏に毎年5・6個のハチの巣を発見し、対処に苦労します。 ハチの巣を見ていた若いころ、「あっ、漆だ […]
2019年11月8日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 橋本芳弘 漆文化の資料館 日本のウルシの木 原産地・栽培か自生か ここで漆掻きそのものから離れて、日本でのウルシの木の栽培や漆液の利用、権力者とのかかわりなどについて、文献の記述をもとにしながら自分なりに概観してみたいと思います。お付き合いください。 原産地は日本ではないのか? 今から […]