2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2022年2月4日 柴田幸治 漆の話題まとめ 漆の話題まとめ-2019年4月21日 今日の話題 吉崎東別院が大改修、御影お迎えへ 日本の工芸作品を世界に–ブロックチェーン活用のアートプラットフォーム「B-OWND」開始 京都・因幡堂平等寺の弘法大師坐像 秀吉の「大仏」手がけた仏師作と判明 漆 […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆掻き道具 その4|漆掻き技術(8) 漆掻き技術1では、全国に共通する漆掻き道具であり作業内容である旨を記しました。 それでも、各地を回り、漆掻きさんに会ってお話を伺うと特色ある道具に出合うことがあります。 そのいくつかを紹介します。ある地域で長年にわたって […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆掻き道具 その3|漆掻き技術(7) 漆鎌の製造 前回はカキカンナの名称を用いましたが、福井県の記述に基づき今回は「漆鎌」を使用します。 粟田部漆鎌ともいわれ、「現在形に完成した創始者は初代春田惣兵衛であった」(『郷土史往来』)といいます。 左の写真は漆鎌の […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年12月11日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆掻き道具 その2|漆掻き技術(6) 前回(漆掻き道具 その1)で見た道具の中で、漆掻きさんが自作できるものはタガッポウとドウグブクロです。 多くの道具は鍛冶から購入して、それに柄をつけて用いています。ヘラを自作する漆掻きさんは時には見られます。 タガッポウ […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 漆掻き道具 その1|漆掻き技術(5) 下の写真は、岩手県浄法寺町とその周辺地域のある漆掻きさんが用いる漆掻き道具です。 個人により、地域により、さらに加える道具もありますが、写真の道具が現在の国内で共通するものと考えて差し支えないと思います。 ただし、それぞ […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 作業のいろいろ その3|漆掻き技術(4) 枝掻(えだがき) 止掻を終えた11月は、岩手県浄法寺町とその周辺地域ではウルシの木は落葉し、雪が降る天気も多くなります。 その時期の漆掻き作業は枝掻となります。 枝にある漆液を樹幹におろさないために浦目掻で枝止めの傷をつ […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 作業のいろいろ その2|漆掻き技術(3) 辺掻(へんがき) 前回は、2回目の傷・2辺目のあげやまで終えていました。 間3日おいて5日目に、3辺目をつけます。 最下部の目立部分では目立の上下に、最下部以外の部分では2辺目の上方に、2辺目より長く3辺目の傷をつけます […]
2019年4月20日 / 最終更新日時 : 2019年4月20日 橋本芳弘 漆文化の資料館 京都府夜久野町 衣川光治さん|漆掻きさん(15) 自らは日本生漆研究会を設立し、日本に国立生漆研究所の設置を願いました。温厚な人柄の中にも熱い情熱を内に秘める方であると思います。 衣川さんは丹波の漆掻きさんで、丹波漆生産組合長を務められた方です。 丹波地方は、漆掻きの技 […]
2019年4月20日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 茨城県大子町 山本みつさん 山本光二さん|漆掻きさん(14) 昭和51年、大子町に山本生漆問屋を訪ねたことがあります。漆掻きさんではないのですが、その内容には詳しいことからここに記します。 大子の駅を出ると、看板が目に付いたため、突然ですが玄関をたたいたのです。私の勝手な、しかも突 […]
2019年4月20日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 橋本芳弘 漆文化の資料館 福島県北塩原村 赤城 馨さん 福島県熱塩加納村 上野幸庫さん|漆掻きさん(13) 福島県北塩原村 赤城馨さん 祖父弁次郎さんは明治から昭和初期まで、父嘉一さんは大正から昭和の戦後まで、そして三代目の馨さんは昭和戦後から16年間漆掻きさんであった方です。 祖父と父は生涯漆掻きさんで通しており、その父につ […]