作業のいろいろ その2|漆掻き技術(3)

辺掻(へんがき) 前回は、2回目の傷・2辺目のあげやまで終えていました。 間3日おいて5日目に、3辺目をつけます。 最下部の目立部分では目立の上下に、最下部以外の部分では2辺目の上方に、2辺目より長く3辺目の傷をつけます...

佐々木官重さん|漆掻きさん(3)

前回の塚田傳兵衛さんの田子地方事業地の番頭の一人が、佐々木官重さんです(前回の左々木勘重という表記は、田中氏の間違いでしょう)。 平成20年ごろ、三男の方から伺ったことを記します。 父官重は福井県河和田村出身で、塚田傳兵...

伝統漆器でつくる責任つかう責任に取り組む-森林文化協会グリーンパワー誌掲載

公益財団法人 森林文化協会が発行の月刊誌グリーン・パワーにて連載中 漆で未来は変えられる 04 グリーンパワー4月号 伝統漆器でつくる責任つかう責任に取り組む...

伝統を次世代につなぐイノベーター-森林文化協会グリーンパワー誌掲載

公益財団法人 森林文化協会が発行の月刊誌グリーン・パワーにて連載中 漆で未来は変えられる 06 グリーンパワー7月号 伝統を次世代につなぐイノベーター...

会津若松の植栽地に「肥培管理地」の看板を立てました。

「会津UV漆グループ」と協働で昨年12月にウルシの苗木の植樹を行った場所に、 「農家民宿&レストラン穂多瑠」様管理のもと、「肥培管理地」の看板を立てていただきました。 隣地の整地も進行中で、この秋にはさらに200本前後の...

会津若松にウルシの苗木320本を支援!

12月6日(火)、震災復興の一環で耕作放棄地を活用し、2019年春からウルシの試験栽培を行っている福島県飯館村の苗木200本を、来春以降、苗木の成長に伴い圃場の生育環境を整えるために、同じ福島県会津若松市の畑に植え替えを...

会津若松でも神長さんにウルシ畑と植栽予定地を視察していただきました

飯舘村のウルシ畑視察の2日後、神長さんに会津若松にお越しいただき、会津UV漆グループの皆さんと進めているウルシの肥培管理地と植栽予定地を見ていただきました。 ここでも事前に50cmほどの深さに掘った土壌を確認したところ、...

今春の活動開始は、秦野のウルシ畑の整備作業!

ゴールデンウィーク前半の4月29日(月・祝)、初夏を思わせる陽気の中、神奈川県秦野市のウルシ畑の下草刈りと施肥を行いました。地元の有志の皆さんと鹿除けのネット張りまで一気に行う予定でしたが、参加予定者に体調不良者が複数人...

今年もロクシタンWe Act投票が始まりました!1投票につき100円がウルシネクストに寄付されます!

「美しい地球を守ろう。1クリックで未来を変える。」 を合い言葉に、1クリックのオンライン投票でロクシタンの活動に参画できる「We Act 投票」が、6月1日より始まりました! ウルシネクストは、今年もロクシタンが掲げる6...

京都府夜久野町 衣川光治さん|漆掻きさん(15)

自らは日本生漆研究会を設立し、日本に国立生漆研究所の設置を願いました。温厚な人柄の中にも熱い情熱を内に秘める方であると思います。 衣川さんは丹波の漆掻きさんで、丹波漆生産組合長を務められた方です。 丹波地方は、漆掻きの技...

五感で涼を

文と写真:中根 多香子 カランコロン 浴衣をまとい、暑気払いに近所へお出かけ。 漆の下駄が奏でる軽やかな音に心もはずみます。   下駄は輪島の祖母が大切に仕舞っていたもの。 赤い鼻緒が私には小さめでしたので、鼻...
中国の漆掻きの様子

中国での漆掻きの様子がよくわかる映像です

国内で使用される漆のほとんどは中国からの輸入ですが、中国での漆掻きの方法は日本のものとは大きく違っています。 その漆掻きの様子が、岩手県が制作されたビデオでよくわかります。 なかなかお目にかかることができない貴重な映像で...

上米内駅リニューアル1周年記念祭のトークセッションに ウルシネクスト理事長の柴田が登壇しました

4月29日(木・祝)に、ウルシネクストのパートナーである一般社団法人次世代漆協会が主催する「上米内駅リニューアル1周年記念祭」が行われ、トークセッションに理事長の柴田が登壇しました。 上米内駅は「漆の森づくり」の拠点とし...

上米内の「漆の森づくり」も4年目に入りました!

2019年春から始めた上米内での「漆の森づくり」も早3年が経ち、今年の春の植樹で4年目を迎えました。 5月4日、みどりの日、有志のみの少人数で100本ほどの植樹を行いました。 毎回ボランティアで県内外から様々な方に参加い...

上坂謙治さん・武信さん親子|漆掻きさん(6)

上坂謙治さんは、最後の漆掻き元締めだっただろうと考えます。 明治24年、福井県今立町朽飯に生まれます。明治38年には会津若松市の漆店に入社し、同42年に秋田県仙北町で漆採取に従事します。 そして、明治45年青森県田子町で...

ロクシタンWe Act投票による寄付金を活用した「伝統技術の継承」への取り組み – 第二弾

国宝、重要文化財の修復や漆器に代表される日本の漆文化は、ウルシを育てる人、漆を搔く人、漆液を精製する人、製作の工程では木地師、下地師、塗師、蒔絵師など、多くの職人と伝統的技術によって下支えされています。中でも国内需要の9...

ロクシタンWe Act投票による寄付金を活用した「伝統技術の継承」への取り組み

漆器づくりは、実に多くの職人と伝統的技術によって下支えされている。ウルシを育てる人、ウルシを搔く人、ウルシを精製する人、製作の工程では木地師、下地師、塗師、蒔絵師。各々の技術や経験、知識が集約されて、高い品質の漆器は...

ロクシタンWe Act投票にエントリー! 1投票につき100円がウルシネクストに寄付されます

南仏発のライフスタイルコスメティックブランド「ロクシタン (L’OCCITANE EN PROVENCE)」では、国連が定める6月5日の世界環境デーにちなみ、昨年に引き続き今年も6月を「Sustainability Mo...

ロクシタン×輪島屋善仁の日本限定コラボレーションをウルシネクストがコーディネート!

2年越しのこの取り組み、ロクシタンの協力パートナーとして、ウルシネクストが商品開発などに携わらせていただきました。 「オスマンサス」シリーズの日本限定漆デザインが、10月2日(水)より数量限定で発売されました。 漆黒の夜...

ロクシタン サステナ月間 の「We Act投票」投票数4,584票で2位を獲得! 皆さまのご支援に感謝申し上げます。

6月5日の世界環境デーに合わせて6月1日~6月30日の1カ月間で行われた、南仏発のコスメブランド「ロクシタン (L’OCCITANE EN PROVENCE)」の支援プロジェクト、「人と地球の未来のために – ロクシタン...

ロクシタン サステナ月間 の「We Act投票」にエントリー

この度ご縁があって、ウルシネクストは、南仏発のコスメブランド「ロクシタン (L’OCCITANE EN PROVENCE)」の支援プロジェクト、6つの候補の1つに選ばれ、「人と地球の未来のために &#8211...

ヤビツ峠レストハウスのティータイムコンサートにご招待いただき、漆のお話をしてきました。

6月4日(火)、秦野市のヤビツ峠レストハウスで、丹沢MON主催(同レストハウスの運営会社)のティータイムコンサートが行われ、ウルシネクスト理事でYUI JAPN主宰の中根多香子さんが、能登半島地震から半年経った現在の状況...

メディア掲載-日本発のプラスチック削減アイデア(Zenbird)

日本のソーシャルグッドを世界に配信するメディア「Zenbird」にて、ウルシネクストがプラスチック削減の活動として取り組んでいる「漆のカード」が、日本発のプラスチック削減アイデアの一つとして紹介されました。 3 idea...

メディア掲載-日本の伝統と地球を守る、漆塗りの「土に還るカード」(IDEAS FOR GOOD)

漆と綿だけで作ったプラスチックフリーの乾漆カードは、ウルシネクストの海洋プラスチックゴミ問題への取り組みの一つです。 WebマガジンIDEAS FOR GOODで紹介されました。 乾漆カードとは? 漆と綿だけで作った天然...

メディア掲載-持続可能な取り組みで表彰(ニューズウィーク日本版)

ニューズウィーク日本版にThe Japan Times Satoyama & ESGアワード2019の記事が掲載されました。NPO法人ウルシネクストはSatoyama部門にて優秀賞を受賞しております。 The J...

メディア掲載-岩手の漆 生産4倍に挑む 県内有志 樹液の採取期間半分に(日本経済新聞)

日本経済新聞 東北版(2019年5月28日) ウルシネクストが進める新しい漆採取方法について、記事にしていただきました。 岩手の漆 生産4倍に挑む 県内有志、樹液の採取期間半分に...

メディア掲載-国産漆の増産に取り組む「この人」として理事長が紹介されました(東京新聞)

東京新聞(令和元年10月25日付け)で、国産漆の増産に取り組むとして、「この人」欄で理事長の柴田が紹介されました。...

メディア掲載-古くて新しい可能性にかける(KyodoWeekly)

共同通信社が発行する「KyodoWeekly 4月6日号」に 理事長柴田幸治の寄稿「漆で未来は変えられる-古くて新しい可能性にかける」が掲載されました。...

メディア掲載-プラスチックごみ削減の取り組みが紹介されました(朝日新聞)

朝日新聞夕刊(2019年4月11日) NPO法人ウルシネクストは、ウルシの木を植樹して漆を増やし、漆の活用促進によってプラスチックの使用を減らそうという取り組みを進めています。この取り組みは環境省のプラスチックスマートの...

メディア掲載-トークイベントSatoyama カフェが行われました(The Japan Times)

The Japan Times(2019年4月22日) 2019年3月8日に開催された「第8回 Satoyama カフェ」において、浄法寺漆産業代表取締役の松沢卓生氏が漆の現在と未来について語った様子が記事になりました。...

公益財団法人お金をまわそう基金の助成先団体です

ウルシネクストは内閣府認定の「公益財団法人お金をまわそう基金」の助成先団体です。

日本の歴史、文化、芸術、技術を支えてきた漆を後世に繋げていくための漆の森づくり、地域振興を目指す事業の公益性やその意義に共感いただき、助成いただいております。

お寄せいただいた助成金は、相模漆の復活で国産漆を増やす植栽事業に活用させていただきます。

皆様からのご寄付、ご支援をよろしくお願いします!