9月6日東京港区の東京ミッドタウンにて、第1回 The Japan Times Satoyama & ESG Awards 2019 にて、NPO法人ウルシネクストはSatoyama部門優秀賞を受賞いたしました。このアワードは2018年にSatoyamaおよびESG推進に取組んだ企業・団体・個人にフォーカスし、成功事例を広く国内外に紹介することで社会に貢献することを目的としたものです。
NPOウルシネクストの受賞理由は以下の通りです。
一粒のウルシの種から国産漆の生産を革新し、次世代へ継承する取り組みを行っている。「国宝・文化財を修復する漆不足」、「過度に外国産漆に依存した脆弱な産業構造」、「漆器=合成漆器」といった現状に対して、日本の文化・伝統・産業を守るとともに、より多くの人に漆の恩恵を広め、自然と共生した社会の実現を目指して活動している。「漆を増やす、活かす、使う、残す」という漆に関わる一気通貫での活動は他に類を見ない。
表彰式に続き、モデレーターとして藻谷浩介氏、パネラーとしてニセコ町長片山氏、萩で漁師を率いるGHIBLI船団丸坪内氏、NPOウルシネクスト理事長の柴田でパネルディスカッションが行われました。
このような素敵な賞と素敵な機会をいただき、心から感謝いたします。関係各位、並びにご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。
漆の里山が地域社会や日本、そして世界を救う未来を夢見て、今後も漆の里山資本主義を進めてまいります。
The Japan Times Satoyama & ESGアワード2019表彰式および受賞発表 ~持続可能な取り組みで功績が認められた個人や団体を表彰~